第20話
愛絵理 Jul.6
メールありがとう。私は日に日に隼人さんに依存してゆく自分を怖く感じています。(実際楽しくて依存してます)
書きたいことはいっぱいあります。でも、あまり自由ではないので話が中途半端で終わったらごめんね。
最初に一つ。私はあなたのことはかなり理解しているつもりです。だからあなたとの生活・時間というものを空想したりもしました。でも・・・私は思いました。
隼人さんはもし仮に私とこれから出会ったとしても、私が風俗で働いたという事実が頭から離れないのではないでしょうか。今回起こった全てを知るあなたは、私の過去の呪縛から解き放たれることは無いような気がします。(ちょっとリアルに考えさせてみましょう)
あなたはこれまで彼女はいなかった、と言ってましたね。言うの恥ずかしいけど、まだ童貞だとも言ってました。
そんなあなたから見ると私はどのように映るのでしょうか。あなたは優しいから決して口に出しては言わないかもしれない。でも、このことは忘れることは出来ないのではないでしょうか。
あなたは私を抱くことは出来るのでしょうか、、、。 ごめんね、変なこと言って。(久々にちょっと刺激を与えてみました。彼はリアルに妄想を膨らませることでしょう)
実際に今の状況では会える筈もないし、この前言った通り、私は彼を選ぶと決めたのでこんな空想は意味が無いのかもしれませんが、気になってついつい言ってしまいました。
話は変わるけど、友達に私のこと話したんだね。一つ気になったフレーズがあるんだけど、「コウヅキアエリの存在証明が無い、架空の人物かも」っていうのは隼人さんが思ったの?正直言ってショックでした。(ホントにショックでしたが・・・) すぐ後にあえりを信じているとも書いてあったけど、再びあえりの存在を証明するものなんて、、、という文で括っていました。(一言一句逃がしません)
私は隼人さんの存在なんて疑った事もありません。
メールの内容に対しても、そのままをあなたとして受け入れてきたつもりです。二人のメール以上に愛絵理を証明できるものなんて何処にあるの?例えば戸籍謄本や免許証の方がこのメールよりも信頼できるって?この前電話してって言ったのも私を確認する為?そんな悲しい事は言わないで。(そんな怖い事言わないでえ) これまでのメールは何だったの、、、。
私はあなたの写真が欲しいとか自宅住所を教えてとか一度も言わなかったし思いもしなかった。(だって男だもん)そんなものではなく私は二人のメール記録を欲しいと言いました。これが私の本心で、答えです。お願いしていたメールの記録は、[email protected]に送ってください。
///まずはこんな感じで反論しました。しばらく様子見る必要がありそうですね。///
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