プロローグ

@まず、某出会い系サイト「恋人募集コーナー」で下記のプロフで登録しました。

愛絵理(19才 女 A型 OL 大阪市 6月25日生)

『モー娘のマキちゃんに似てます。甘えん坊。』

自己採点(5段階)

 きれい度
セクシー度
かわいい度
 お笑い度
 お嬢様度
 家庭的度

 

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性格を一言で ちょっとxxxかも、、、。
好きなもの ネット、動物、料理
はまってること ガーデニング、恋人探し
似ている動物 なにかな??犬?
体型 ナイスバディ

好みのタイプ かっこいいひとは浮気するからバツ。
恋人に望むこと 結婚前提につきあって欲しい。
将来の恋人に一言 わたしを早く見つけて。

Aで、何百通と申し込みが来たのですが、それに対し下記のメッセージを送りました。

「メッセージありがとうございました。思ったよりたくさんのメールをもらい、返事が遅くなってしまいましたがごめんなさい。実は今回一番最初にメールくれた方と現在メール交換しています。今後お付き合いするとかしないとか、今はそんな段階ではないのですが、私は複数のオトコの人とメールとかできるタイプではないので・・・。だって、浮気する人はダメって言っている私がちゃらちゃらできないでしょ。そんなわけで、今回はせっかくメール頂いたのですがお断りさせていただく事にします。本当にごめんなさい。でも、きっとあなたにも素敵な出会いがあると思います。頑張ってください。あえり

B上記のメッセージに対して粘ってくる奴、さわやかに諦める奴、色々いましたが、ひとりしつこいオトコがいました。このサイトの主人公、”隼人”です。そこでターゲットは彼に絞り、ある日こんなメッセージを送りました。

「隼人さん、お久し振りです。実はあなたに相談したいことがあります。今夜チャットできませんか?」

Cところが、このメールを送った日は都合が悪いとの事で日を改めて後日、彼と最初のチャットをします。(注:隼人はPCを持っていません) このときのチャットのログは残念ながら残していなかったのですが、内容は次の通りです。

///愛絵理が出会い系サイトで知り合った男は、実はストーカーで日に日にその行動はエスカレートしていった。怖くなったあえりは、以前メールをくれた隼人に相談することにしたが、彼は都合が悪いとの事なので、他のメールをくれた人に相談を持ちかけた。

その彼は不細工で、金も無く、社会的地位も低いオトコだが、一途にあえりを守った事で、あえりと恋人関係になる。

はやととのチャットではこのストーリーを展開して、彼を悔しがらせると共に、この助けてくれた”彼”と付き合う事を決めた今、あなたとはもう付き合えないとの旨を伝える。彼はさんざん自分の方が良いということを言い、それでなびかないと知るやいろんな捨て台詞を吐いて去っていった。

そしてこのチャットから1ヶ月程経った時に彼からメールが入り、それが二人の長い長い物語の始まりとなるのです。それではじっくりとお楽しみ下さい・・・。

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